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Appleが電子書籍配信を1月中にも開始-日経新聞が報道

2013.01.04

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iBookStore

 1月1日、日経新聞は、Appleが1月中にも日本で電子書籍の配信を開始すると報じた。
 Appleは、iPhone、iPad向けの電子書籍配信ストア「iBookStore」を海外では展開中だが、これまで日本語の電子書籍を購入することはできなかった。

 日経新聞の報道によれば、Appleは講談社、小学館、角川書店などから8万点以上のタイトルを確保しているとされており、月内にもスタートするとされるタイトル数では、Amazonなどと比較しても少なくない。

 Appleは早い段階から日本での電子書籍サービスを開始すると言われてきたが、日本の大手出版社が協力的ではなく、結果的にサービスを展開できなかった。
 一方で、2012年には楽天傘下のkobo、AmazonのKindleなどが日本でサービスを開始しており、コンテンツホルダーの出版社が電子書籍を出版業界以外のプレイヤーにも提供する下地はできていた。

 koboもKindleも共に電子書籍専用リーダーやタブレットの販売を行い、ユーザーの囲い込みを進めている。また、AndroidやiOS端末にアプリを提供し、専用リーダー以外からのユーザー獲得も行ってきた。

 Appleには、専用リーダーはないが、巨大なシェアを誇るスマートフォンのiPhone、タブレットの先駆者iPadを持つ。
 また、これらのユーザーは、App Store経由で様々なアプリをダウンロードし、利用することが一般的であるが、「iBookStore」はアプリをダウンロード(購入)するのと同じ感覚で電子書籍の利用が可能になる。

 タイトル数が全く揃っていない、出版社がAppleにコンテンツを提供しない時代ならともかく、その障壁が崩れた今となっては、Appleの参入は電子書籍市場の大きな拡大をもたらす可能性もあり、また他社ユーザーを一気に獲得してしまう可能性もある。

 出版社としても、既に大手プレイヤーが参入し、必ずしもAppleの1社独占になり得ない今だからこそ、ようやく協力的になったとも言える。
 使い勝手やコンテンツ数、その他問題は様々あれど、過渡期から普及期に至る分岐点となりそうなこの時期にAppleという巨大プレイヤーが参入することで、2013年の電子書籍市場は大きく様相を変える可能性があると言える。

関連情報はこちら

アップル、日本で電子書籍 出版大手と大筋合意(日本経済新聞)
Appleが講談社/小学館などと組んで日本でのeブック発売を開始(TechCrunch)

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