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Amazonで自費出版!電子書籍発信のベストセラーも出せるかも!?

2012.10.25

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Kindleダイレクト・パブリッシング

10月25日、Amazonは電子書籍を販売するKindleストアをオープンすると同時に、Kindle向けの電子書籍を自費出版できる「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」の提供も開始した。

既にアメリカなどでは、KDP出身作家が大きな売上を誇る例が多数報告されているが、日本語環境のなかったため、これまでは日本語での提供は行われてこなかった。
その中で、ついにKindleの日本語版の発売が決定し、更にKindleストアがオープンした中で、KDPも日本語版の提供が始まった。

Kindleでの出版は、既存のAmazonアカウントでログイン後、必要な情報を入力することで行える。データ入稿後、Amazonの審査を経て、実際にKindleストアでの販売が行われることになる。

なお、日本語版ではあるが、同じ書籍を世界各地のKindleストアで販売することが可能となっている。

以下は、「Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)」の概要となる。

■サポート形式:
Word (docまたはdocx、日本語版は試験的な運用)、HTML (圧縮されたHTMLのzip、.htmまたはhtml)、ePub、XMDF (圧縮されたXMDFのzip)

■提供ツール
KindleGen (Kindle本への変換ツール)
Kindleプレビューツール(レイアウト確認ツール)

■ロイヤリティ:
35%または70%
ただし70%の場合は販売地域が限られ、配信コストを差し引かれるなどの制限がある

■情報元はこちら
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
“Kindle本”自費出版「Kindleダイレクト・パブリッシング」日本版スタート – ITmediaニュース

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既存の自費出版は、制作や流通コストの問題から、ごく一部の例を除き、これまでの成功例は少ない。
一方で、出版社を通さず、自由に自費出版できるKindleダイレクト・パブリッシングのような仕組みは、インターネット上には数多くあるが、成功例はこちらもごくわずかだ。

その中で、とにかく集客力が高いAmazonという舞台。
更には、Kindleという日本でも爆発的な人気を誇るかもしれない専用端末。
この二つが揃った舞台であれば、これまでにない成功例が生まれる可能性はある。

例えば、登場時に大きな可能性を持つと言われたAppleのApp Store上では、今でも85円という安価で売られている電子書籍を見ることができる。
このように定められた最安値で、一定のコンテンツの塊を売ることは、一つのビジネスとしても可能性があると思われる。

もちろんApp Store上とは違い、人気コミックやベストセラーなどとまともに戦うわけだから簡単ではないが、「安さ」というのは大きな武器になる。

書籍の場合(Kindle本も大して変わらない)は、1冊あたり数百円から千数百円というのが相場になる。
この金額差が、結果的に読者の不満を和らげるし、武器にもなる。

紙媒体では出版できなかった様々なKindle本の中に、これまでにない才能や新たなコンテンツが生まれるとしたら、それはとても面白いことだと思う。

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