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電子書籍が9日間で1000万円の純利益を生み出した-佐藤秀峰氏がブログで明らかに

2013.01.15

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ブラックジャックによろしく

 漫画家の佐藤秀峰氏は、1月4日に公開したiOS版アプリ「無料で1巻!新ブラックジャックによろしく」からの純利益が、リリース後9日間で1000万円に上ったことを明らかにした。

 このアプリ自体は、佐藤氏自身ではなく、別の制作者が制作したもの。
 元々は、佐藤氏の旧作「ブラックジャックによろしく」の二次使用を完全フリーとしたことを受け、制作者がiOS版アプリとして無料でリリース。
 130万ダウンロードを記録した後に、佐藤氏が制作者にコンタクトをとり、続刊シリーズのアプリ配信を決定したもの。

 「新ブラックジャックによろしく」は、著作権フリーではなく、有料版アプリ(アプリ内課金)としてリリースされたが、前作の読者の一部が移行し、ブログにて明らかにされた1000万円の利益に結びついたものと思われる。

 「ブラックジャックによろしく」は、様々な電子書籍ストア等でも無料配信されており、この効果からか、佐藤氏が9月15日から12月30日に得た電子書籍関連の純利益は700万円ほどに上るという。

 電子書籍は、まだまだ利益を生み出しにくく、積極的に仕掛けている出版社でも、電子書籍化の経費に対し売上が追いつかないところも多いと聞く。
 また、著者ともなると実際に支払われる金額は、数十円(支払手数料の方が大きい)などの報告も見られる。

 同じような試みが可能な作家も少なく、様々な人員が関わって作られた作品を無料公開すること、その後の利益が作家に集中することなど、佐藤氏への批判も一定数あるようだ。
 ただ、電子書籍市場は始まったばかりであり、このような試みが利益に結びついたことに、可能性を感じる人もいるだろう。
 様々な方向性からアプローチできるのが電子書籍市場であり、その中でどこに可能性を感じ、そして利益へと結びつけるのか。
 答えは一つではなく、別の角度で様々な可能性を提示できれば、電子書籍の新たな魅力も見えてくるかもしれない。

 

関連情報はこちら

ブラよろ二次利用状況報告 4ヶ月目。(佐藤秀峰 日記) 

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