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読者が購入価格を決める電子書籍ストアがオープン

2013.01.30

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言い値書店

 1月30日、購入者自身が値段を決める電子書籍ストア「言い値書店」がオープンした。「言い値書店」は文字通り、著者である売り手ではなく、読者となる購入者が電子書籍の価格を決め、購入するというサービス。

 音楽の世界では、時折著名ミュージシャンなどがこの手の試みを行い話題になることがあるが、昨今では電子書籍出版の世界でもこの手法が取り入れられ、本格的にビジネスとして成立する見込みがあるとして注目されている。

 「言い値書店」の運営者は、フリープログラマのふじーにょ氏(fujinyo、藤井 正尚氏)。電子書籍の価格を比較できるサービス「電子書籍サーチ」の運営者としても知られる人物だ。

 「言い値書店」では、出品された電子書籍に対し、0円~2000円までの好きな購入価格を決めることができる。
 会員登録は、TwitterまたはFaceBookのアカウントをひも付けすることで登録となる形。
 支払いは、PayPal経由でのクレジットカード決済のみ。
 購入した電子書籍はPCにダウンロードして読むほか、Kindleにワンクリックで送信することも可能(対応形式のみ)。

 購入する場合、画面上のスライダーで50円刻みで価格を決定後、購入ボタンを押し、支払い画面に遷移する。
 著者を応援したいなどの理由があれば2000円支払って手に入れることも可能だし、逆に0円(無料)で手に入れることも可能だ。

 著者は、有料で電子書籍が売れると、15%+7円のシステム利用料を差し引かれた残額を売上として手に入れることができる。
 また、0円(無料)で電子書籍が売れた場合には、購入者のTwitterIDか、FacebookIDが知らされるので、購入した人が分かる仕組みとなっている(有料購入者は著者に知らせるかどうかの選択が可能)。

 現在はオープンしたばかりということもあり、3作品のみの登録となっている。
 KDPには、多数の自作電子書籍が並ぶようになってきているが、KDPに並べれば売れる時代はすぐに終わるものと思われる。
 インターネット上の様々な媒体を通じ、自作のマーケティングを行うところまでが求められるのが電子書籍の自費出版だ。

 そんな中で、まずは自作の魅力を知ってもらうために、またはファンを増やすという意味でも、この「言い値書店」のようなサービスを利用するというのも面白いかもしれない。

関連情報はこちら

言い値書店
言い値書店をリリースしました(ハチログ)
買い手が価格を決める電子書店「言い値書店」(ITmedia ニュース)

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