電子書籍に関するニュース、電子書店・電子書籍リーダーの情報などを最新情報をお届けします。

著作権保護はDRMから電子透かしへ-オランダ大手出版社・取次が発表

2013.01.15

著作権保護はDRMから電子透かしへ-オランダ大手出版社・取次が発表 はコメントを受け付けていません。

電子透かし

 オランダの出版社De Arbeiderspers/A. W. Bruna Uitgeversは、同社が販売する電子書籍からDRMを取り除き、電子透かしでの著作権管理に移行することを発表した。

 これにより、1月18日以降、同社の約1200冊の電子書籍は、パソコン、タブレット、スマートフォンの間を自由に移動できるようになる。
 ただし、AppleのiBooksStoreで販売されているものは、除外されるという。

 一方、1月10日、オランダで電子書籍取次を運営するCBは、同社が取り扱う電子書籍のうち、8426冊について、DRMを外し電子透かしへと移行することを発表している。
 これにより、電子透かし、または著作権保護機能なしで販売される電子書籍は、取り扱い中の約2万冊のうち、74%に上ることになるという。

 同社では、プレスリリース上で割合を明らかにしているが、EPUBファイルでは57%が電子透かし、セキュリティなしが6%で、20%がDRMありとなる。
 PDFファイルでは、1%が電子透かし、10%がセキュリティなしでDRMは10%となっている。

 ただ、Amazon、Apple、Nookなどが販売する際には、それらのストアが持つDRMがかかることになり、実際にDRMフリーにて販売される電子書籍は、これらの大手ではない中小電子書籍ストアに限られると思われる。
 ただ、いずれにしろ、ユーザーに様々な不便を感じさせるDRMを外す動きは、世界中で徐々に加速している。今後、世界の潮流がどこに向かうのは注目したいところだ。 

関連情報はこちら

オランダの出版大手AP/AWB社が販売する全ての電子書籍をDRMフリーに(カレントアウェアネス・ポータル)
The Majority of Dutch eBooks Are Available Uncrippled by DRM(The Digital Reader・英語)
74% e-book titels nu gedistribueerd zonder DRM(プレスリリース・オランダ語)

関連記事

コメントは利用できません。

電子書籍NOW!について

ページ上部へ戻る