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緊デジのタイトル申請は12月20日まで-6万冊に全然足りてないようだがいいのか?

2012.11.12

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 11月12日、緊デジ(コンテンツ緊急電子化事業)」は、電子化タイトルの受付について、12月20日(木)にて締め切ると発表した。

 緊デジは、「コンテンツ緊急電子化事業」の略称で、経済産業省が主導となり行われている事業のこと。2012年の1年間で、計6万冊の書籍をデジタル化することを目標に行われている。

 緊デジでは、出版物のデジタル化により電子書籍市場の拡大を目的に、主としてデジタル化への体力・資本を割くことができない中小出版社の出版物を、下請け制作会社にてデジタル化する作業を行ってきた。

 その際、国より最大10億円の補助金を受け、その中でデジタル化のための費用の50%を負担してきた。また、株式会社出版デジタル機構をデジタル化した作品の販売元とすることで、初期費用をほぼ0円とする(出版デジタル機構が補助金外の50%のコストを立て替え、売上金で相殺する形)方法も提示してきた。

 緊デジは、当初9万3千点もの仮申請があった。
 ところが、実際に申請に至ったタイトルはこの点数にはほど遠く、焦ったのか緊デジでは、次々に条件を緩和するなど、タイトルの収集に躍起となる姿が報じられてきた。

 そして、今回の締切発表。
 本日(11月12日)に緊デジのサイト上で確認できるのは、11月9日時点でのデータが、申請済みタイトル数は6725点である。
 なにやらグラフが掲示されており、そこには『50655/60000』という数字があるので、一見達成間近のようだが、これには「想定」とあり、実数はその下にある「fix:4264 reflow:2461」が実数となる(fix、reflowは電子データの形式です)。

 当初、6万点を目標にしていたにも関わらず、結果的に数は伸びていない。
 Twitterなどでも「想定○○冊」とずっと流しているようだが、果たして想定に対し、実数はどこまで伸びるのだろうか。
 補助金の縛りがあるので、締め切らざるを得ないのだろうが、果たしてこの試みは成功と言えるのか、疑問が残るところだ。

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タイトル申請の受付を12月20日(木)で終了します(緊デジ、ニュースリリース)
(株)出版デジタル機構
緊デジ:経産省コンテンツ緊急電子化事業特設サイト

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