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大手出版社が手がける自費出版サービスとは

2012.11.28

大手出版社が手がける自費出版サービスとは はコメントを受け付けていません。

 アメリカの大手出版社、サイモン&シュスター(Simon & Schuster)は、27日、Author Solutionsと提携し、新たな自費出版ビジネス(Archway Publishing)を始めることを発表した。

 Archway Publishingでは、自費出版を行おうと考える作家に対し、デザイン、編集、更にマーケティングまでを提供するサービスとしている。
 サービスの提供にはいくつかのパッケージが用意されている。これによると、例えばフィクションの書籍を制作するための基本コストは1999ドルで、この中には編集、デザイン、販売の基本的な項目が含まれている。

 最高額のサービスは、14999ドルで提供されるが、この中にはソーシャルメディアでのマーケティングなどが含まれる。
 なお、ノンフィクションは1999ドル~、ビジネスは2199ドル~、子ども向けの本は1599ドル~となっている。 

 著者は、これらの経費を支払いサービスを受けると、最大50%の印税を受け取ることができる。

 このサービスの中には、電子書籍化、アプリ化なども含まれており、また高度なプランではアメリカで盛んなオーディオブックの発行なども含まれるという。

 サイモン&シュスターという大手が手がける自費出版サービスだけに注目は高いですが、早速「詐欺っぽい」なんていう意見もあるようです。というのも、多くのサービスはAuthor Solutions側が提供し、サイモン&シュスターは名前を貸しただけで、当初の金額の他に50%の売上を取ってしまうからのようです。

 出版社にとっても厳しい時代ですので、もしかしたら日本でも今後大手出版社が堂々と、大がかりに自費出版を手がけることもあるかもしれません。
 とは言え、提供されるサービスが果たしてお金に見合ったものなのか(自分でやった方が早い。自分で依頼した方が安いなんてことも)きちんと見分ける必要があります。

 特に電子書籍化なんていうのは安いものですから、それこそよく考える必要がありますね。

 

関連情報はこちら

Author Solutions(英語)
Archway Publishing(英語)
S&S to launch self-publishing service with Author Solutions(The Bookseller・英語)
Simon & Schuster Launches New Imprint to Fleece Self-Published Authors(The Digital Reader・英語)

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