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国内の電子書籍利用率は過半数超え。1ヶ月1冊以上の利用者も4割以上に-電子書籍に関する利用実態調査

2013.02.12

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利用実態調査

 2月12日、MMD研究所は「電子書籍に関する利用実態調査」を行い、調査結果(第1回)を発表した。
 この調査は、1月30日~2月1日の期間、20~40歳の男女、673人を対象に行われたもの。

 まず、電子書籍の利用率について調査した項目では、電子書籍を利用したことのある人は、56.8%と過半数を超える結果となった。
 男女別では、男性が64.0%、女性が48.3%と男性が若干リードする結果となっている。

 また、有料の電子書籍を読んだことがある、と答えた人は6.2%、有料・無料の電子書籍を読んだことがある人は16.0%となり、実際にお金を出して電子書籍を購入した経験のある人は、22.2%となった。
 なお、無料の電子書籍を読んだことのある人は34.6%となっている。

 続いて、電子書籍を読んだことのある人の購読頻度を尋ねた設問では、1ヶ月に1冊以上電子書籍を読むという回答が43.2%となっている。
 ただ、もっとも多い回答は39.1%を集めた「試しに読んでみた程度」であり、まだまだ普及が難しい現状がうかがえる。

 続いて、電子書籍を継続的に利用している人が読んでいるジャンルでは、第1位がコミックで33.3%、僅差の第2位に32.8%を集めた小説・文芸が入った。
 以下、ビジネス書、雑誌、実用書と続くが、意外に趣味と思われる電子書籍の利用が多いことが分かる。
 ただ、男女別で見ると、ビジネス書・実用書・雑誌は男性割合が高く、コミック、小説・文芸は女性の割合が多くなっており、男女での利用シーンの違いがうかがえる結果ともなっている。

 電子書籍利用者に、電子書籍利用後に変化があったか尋ねる項目では、読書の機会が増えたと答えた人が35.4%に上った。
 一方で、紙の書籍の購入については、29.2%が減ったと答え、書店に行く機会についても26.1%が減ったと答えた。これは、両者共に増えたと答えた人を上回っており、読書量は増えるが、それは電子書籍の利用に繋がっているケースが多いようだ。

 この調査では、無料電子書籍を含めると、半数以上が電子書籍に触れているという結果が出た。また、2割以上が既にお金を出して購入した経験があると答えており、実際にビジネスに繋がる可能性を感じさせる結果であるとも言える。
 電子書籍の利用が、その後読書量の増加に繋がっているという調査結果は海外でも見られるが、同じ傾向が日本でも見られるというのは面白い。
 ともあれ、昨年ようやく動き出したばかりと考えられる電子書籍市場も、明るい未来が展望できる可能性を感じさせる調査結果と言えるのではないだろうか。

関連情報はこちら

電子書籍の利用経験は56.8%、電子書籍の購読頻度、1ヵ月に1冊以上が43.2%(MMD研究所)

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