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人気のKindle本『Gene Mapper』が販売停止に→技術的な問題だった模様。販売再開へ。

2012.11.13

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 11月10日以降、Kindleストアでベストセラーとなっていた『Gene Mapper』が「在庫切れです」との表示と共に、購入できない事態となっていた。一部では、出版界の陰謀では?などと騒がれていたこの事態だが、著者のブログによると、11月13日に配信が再開されたとのことだ。

 今回、販売停止となった原因は、著者の藤井太洋氏はブログのエントリーの中で、

原因は「?」や「!」の後ろにつけていたemやesという特殊スペースです。これを削除して再パブリッシュしたところ、配信が再開されました。

と述べており、技術的な問題により配信が停止されたと推測される。

 しかしながら、本来であればKindleストアへの登録時にこのような問題はクリアされるべきであり、その場合は最初から登録ができないはずだと思われる。

 これに対し、著者は、

なぜ今のタイミングで配信停止となったのか、という理由は明らかではありませんが「問題を報告する」フォームからの問い合わせが行われたか、日本語文書の内部を検査するプログラムの性能向上によるものでしょう。

と述べており、まだまだKindleストアの日本語対応は完璧とは言いがたく、故に読者からのフィードバックを受けて改善していると思われる。

 ただ、既に販売中となり、販売ランキング上位になっているKindle本が、いきなり販売停止状態となり、著者でさえもその原因を知るのに時間がかかる事態は、今後に不安を残す結果となったと言える。

 なお、同じようにKindleストアで販売中のKindle本『いきなりニューヨークで面接しろと言われても、困ります』は今も販売再開ができておらず、著者の広瀬隆雄氏も理由が分かっていないようだ。

 一方で、出版社が提供している作品でも同じような事態が起こっており、例えば伊藤 計劃氏の『ハーモニー』(早川書房)なども販売停止となっていた(今は販売再開しています)。

 Kindle本体の発売を間近に控えた今、Amazonには電子書籍というもの自体への安心・安全を読者に広くアピールする意味でも、このような事態に対してはぜひ広く情報を公開して欲しいものだと思うところ。

 ちなみに、藤井氏はブログで、

Amazonのスタッフの対応は気持ちの良いもので、彼らが、同僚と連絡を取りながらサポートを行っていることが窺えるやり取りとなりました。

 とも述べており、今回は時間がかかったものの、同じような出来事が今後は起こらないようなサポート体制になっているとも思われる。
 ぜひ、そうであって欲しいと思うところだ。

 

■関連情報はこちら

Kindleストアで販売停止(11月13日に復活しました)(Gene Mapperブログ)
『Gene Mapper』Amazon販売ページ

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