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ワシントン・ポストも今夏から電子版を有料化へ

2013.03.19

ワシントン・ポストも今夏から電子版を有料化へ はコメントを受け付けていません。

ワシントン・ポスト

 3月18日、アメリカの新聞大手「ワシントン・ポスト」は、今夏より電子版の一部有料化を始めることを発表した。
 現時点で価格の公式発表はないが、メディアの予想では約25ドルの定期購読料とのセットと、電子版のみ約15ドルの2つのパターンが用意される模様。

 課金は月間20本以上の記事閲覧、マルチメディア向け特集の閲覧を行う場合に有料となる従量制が採用される。ただし、学生や教育関係者、政府関係者などは無料となる条件がある。

 ワシントン・ポストも他のメディアと同じく、印刷版の広告費減少に苦しんでいる。一方で、オンライン広告費は前年比5%増と増えている。
 印刷版は、名称通り、ワシントン在住者が読者層の中心だ。このため、広告もこの読者層に向けたものが多くなる。
 一方で、オンライン版の読者は、9割がワシントン以外からのアクセスだ。このアンバランスさが印刷広告収入の減少と、今回の課金導入に繋がったと考えられている。

 アメリカでは、有力新聞の多く、また地方紙でも半分近くが課金を実行、もしくは検討しているとされる。
 実際に電子版のみで成功することは難しいのが現状だが、どこも少しでも印刷版広告費をカバーするために課金に踏み切っている。
 ワシントン・ポストが課金に踏み切ったことで、今後有料化の動きは更に加速していくものと思われる。

関連情報はこちら

米ワシントン・ポスト、電子版の課金開始へ(WSJ.com)
The Washington Post to charge frequent users of its Web site(The Washington Post・英語)

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