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ニューズウィークが全面電子化。印刷版を取りやめに

2012.10.24

ニューズウィークが全面電子化。印刷版を取りやめに はコメントを受け付けていません。

newsweek

10月18日、1933年に創刊された歴史ある雑誌「Newsweek」は、2012年12月31日発行をもって、紙版での発行を取りやめ、電子版へ完全移行することが発表された。

電子版は「Newsweek Global」と名付けられ、タブレットや専用端末、またはパソコンを介して、有料購読させる仕組みで配信される(定期購読だけでなく、単品購入も可能)。

 

Newsweekは、TIMEと並ぶ老舗のニュースマガジンだが、2010年には赤字額の拡大を受け、たった1ドルで売却されている。

10年前には400万部以上だった発行部数も2011年には150万部となり、さらに減少傾向が続いていた。

この中で、特に広告収入が大幅に落ち込み、赤字は年間4000万ドルに上っていたという。

 

なお、日本国内では「ニューズウィーク日本版」は阪急コミュニケーションズより発行されているが、こちらは印刷版の発行を継続する。

 

■情報元はこちら
Newsweek、デジタルに完全移行 紙媒体に終止符 – ITmediaニュース

Newsweek、印刷版を終了してデジタル版に完全移行へ – cnet

電子版に移行する米週刊誌「ニューズウィーク」 日本語版は「紙」継続 – Jcast

ニューズウィーク日本版 

 

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既に多くの雑誌、新聞等の旧メディアは、以前と同じ形態での発行、運営が難しくなっている現状がある。この中で有料版を模索し、旧読者の囲い込み、新規読者の獲得に躍起になっているメディアも多いが、うまく行っているメディアはまだ少ない。

少なくともNewsweekには80年以上発行を続けてきたブランドがある。このブランドを活かし、新たな読者を世界中から集めることができれば、新世紀のメディアとして、また脚光を浴びる可能性はあるかもしれない。

Newsweekの経営陣がどの程度のスパンで黒字化、また赤字解消を目論んでいるのかは分からないが、延命できる内にその目論見が成功することを祈りたい。

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