電子書籍に関するニュース、電子書店・電子書籍リーダーの情報などを最新情報をお届けします。

アメリカで2012年にもっとも売れた電子書籍は?-Kindle、Koboなど5ストアを集計して発表

2012.12.27

アメリカで2012年にもっとも売れた電子書籍は?-Kindle、Koboなど5ストアを集計して発表 はコメントを受け付けていません。

2012年にもっとも売れた電子書籍

 12月16日、Digital Book Worldは、2012年にもっとも売れた電子書籍を伝える「Best-Selling Ebooks of 2012」を発表した。
 これは、Digital Book Worldが毎週集計し、独自に発表しているランキングで、アメリカの電子書籍主要ストアであるKindle、Nook、Google、Kobo、Sonyの結果を集計したもの。

 それによると、2012年の電子書籍ベストセラーはこのような結果となった(ウェブ上ではベスト25まで発表されているが、ここでは10位までを抜粋)。

 

1位『Fifty Shades Of Grey』E. L. James
2位『Fifty Shades Darker』E. L. James
3位『Fifty Shades Freed』E. L. James
4位『The Hunger Games』Suzanne Collins
5位『Catching Fire』Suzanne Collins
6位『Mockingjay』Suzanne Collins
7位『Gone Girl』Gillian Flynn
8位『The Hunger Games Trilogy』Suzanne CollinsNo
9位『Bared to You』Sylvia Day
10位『Defending Jacob』William Landay

 

 1~3位を独占したのは、E. L. Jamesのロマンス小説3部作。日本でも翻訳版が先般出版されたように、世界中に翻訳権も売れまくった人気作。元々は二次創作から始まったこの作品もランダムハウスから改めて出版されることで、爆発的な人気に繋がった。

 4~6位、8位は、スーザン・コリンズのハンガーゲームシリーズ。日本の『バトル・ロワイヤル』にも似た作品だが、テンポの良さと読みやすさもあってヒット作品となっている。映画もヒットしたようなので、今後も引き続き売れるだろう。

 版元を見ると、上位25作品のうち11作品がランダムハウス、5作がペンギン、4作品がスコラスティック、ハーパーコリンズが2作、サイモン&シュスター、アシェット、マクミランがそれぞれ1作品となっている。
 電子書籍となっても大手出版社が占める形は変わっていない。
 とはいえ、最初は自費出版や小さな版元からスタートした作品がベストセラーとなり、後に大手出版社へと移るケースも目立つ。

 電子書籍先進国のアメリカだが、コンテンツ提供の主軸が、あくまで出版社にあることは変わりない。一方で、価格付けの権利が小売り側にあることが明確にされたり、一方的に権利を行使できる状況でもなくなっている。
 電子書籍市場は、既に成長が鈍化し、電子書籍リーダー市場は、タブレットやスマートフォンに置き換わろうとしている。
 このなかで、2013年はどのような作品がヒットするのか、そしてその売上がどの程度まで影響を及ぼすのか注目どころだ。

 

関連情報はこちら

Best-Selling Ebooks of 2012 (Digital Book World・英語)

関連記事

コメントは利用できません。

電子書籍NOW!について

ページ上部へ戻る