電子書籍に関するニュース、電子書店・電子書籍リーダーの情報などを最新情報をお届けします。

「App Store BEST OF 2012」で注目の電子書籍アプリは?

2012.12.26

「App Store BEST OF 2012」で注目の電子書籍アプリは? はコメントを受け付けていません。

App Store BEST OF 2012

 Appleは、12月14日に、App Storeに公開されている多数のアプリの中から、特に優れたアプリを紹介する「App Store BEST OF 2012」を発表した。

 iPhone、iPadと分けて発表されている「App Store BEST OF 2012」では、同時にトップセラーも発表されている。
 トップセラーには、売りきりの有料アプリ、無料アプリ、そしてアプリ内課金のトップセラーの3ジャンルがある。

 iPhoneの有料アプリでは、11位にリイド社発行の「いただきセックス!-やっぱり知りたい!Hな疑問大全集」が、15位には「女医から学ぶあなたの魅力が10倍増すセックス」の2本が入っている。
 ストア内の説明によると、前者は20万、後者は18万ダウンロードを超えているという。両者共にアドベンチャーが制作を担当している。

 

 一方、iPadでは、有料アプリ第4位に、青空文庫のリーダーとしても知られる「i文庫HD」が入った。
 また無料アプリでは、1位がApple純正のブックリーダー「iBooks」が、8位には「日本経済新聞for iPad」、18位には「産経新聞HD」が入っている。ちなみに注目の「Kindle」は45位。

 アプリ内課金のトップセールスでは、2位に紀伊國屋書店の「紀伊國屋書店Kinoppy」、雑誌が月額450円で読み放題となる「ビューン」が第3位に、4位には「マガストア」が入っている。
 更に、9位には角川グループの「BOOKWALKER」、17位には集英社のジャンプコミックスを対象とした「ジャンプBOOKストア!」が入った。
 「産経新聞HD」は、ここでも第5位に入り、無料ダウンロードからコンテンツ課金へとうまく誘導できている姿が見える。

 ランキングはトップ100まで発表されているが、トップセールスには20位以降も「雑誌オンライン+BOOKS」「地球書店」などの電子書籍ストアが入っている。
 また、出版社直営の「少年マガジン コミックス」「日経BPストア」「ビッグコミックス」「サンマークブックス」「MFラノベ・コミック」「少年サンデーコミックス」も入り、また「Newton」「Mac Fan」「週間東洋経済」「Newsweek日本版」など雑誌単体の電子版も目立つ。

 

 国内でも大きなシェアを誇るiOSアプリの市場だが、ソーシャルゲームなどが特に注目を集めてしまい、売上は厳しいとの見方もある。

 iPhoneでは、iPhoneアプリに積極的に取り組んだアドベンチャーなどが、単体アプリを刺激的なタイトル・安価で提供することで人気を誇るが、多数の電子書籍を抱える出版社では、ストア名での表示となることもあり、ランキングで目立つことが難しい。

 このためなかなかiPhone市場では厳しいようだが、iPadになると電子書籍にも少々目があるようで、無料のビューワー・ショップアプリをダウンロード後、実際の課金に繋がっている様子が見える。

 今後もこのまま一定の地位を築けるのか、それともまた違った光景が見られるのか、来年のトップセールにも注目が集まる。

関連情報はこちら

「App Store BEST OF 2012」(iTunes内)

関連記事

コメントは利用できません。

電子書籍NOW!について

ページ上部へ戻る