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「朝日新聞デジタル」の有料会員数が10万人を突破-無料会員は100万人確実に

2013.03.06

「朝日新聞デジタル」の有料会員数が10万人を突破-無料会員は100万人確実に はコメントを受け付けていません。

朝日新聞デジタル

 3月5日、朝日新聞社は、有料デジタル版サービス「朝日新聞デジタル」の有料会員数が10万人を超えたことを発表した。
 現在、4月末までの予定で月額利用料が半額となる、朝日新聞購読者を対象としたキャンペーンを開催しており、これが功を奏した形となった。

 また、有料記事が1日3本まで無料で読むことのできる無料会員は、3月中に100万人を超えることが確実になったことも発表している。

 「朝日新聞デジタル」は2011年5月創刊。朝日新聞のほぼ全てのコンテンツにアクセス可能なこと、また紙面をそのままの形で見ることができる「紙面ビュワー」などのサービスを提供している。
 「朝日新聞デジタル」は、紙版の新聞代金に加え、月額1000円にて利用が可能になるもの。新聞未購読者は、月額3800円で利用できる。

 新聞のデジタル化、有料購読者の確保は、新聞というメディアが生き残るために必須の方向性とされている。
 世界では、新聞の有料化が着々と進んでいる。一方で、紙版の経営は厳しくなっており、有料購読者を確保しても、紙版の特に広告収入が落ち込みすぎ、これをカバーすることが難しいという状況も見られる。

 各戸配達という仕組みにより海外と比べると落ち込みがゆるやかと言われる日本でも、落ち込んでいくことは確実であり、その分のデジタル版有料会員にてカバーすることが求められている。
 既に全国紙、地方紙などで有料化は進んでおり、各社が力を入れている。ただ、デジタル版に力を入れれば、国内各所で新聞配達を商売としている宅配網から反発の声が上がるのは確実であり、そのいいとこ取りをしようとする余り、現状では非常に高い価格設定となっている。

 今後、今のような不格好な仕組みを継続していくのか、既存の仕組みを壊してまでデジタル版に注力するのか。どのような方向で生き残りを図っていくのかに注目が集まる。

関連情報はこちら

「朝日新聞デジタル」 おかげさまで10万人! 大きく生まれ変わって有料会員が急増中(プレスリリース・PDF)

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