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「今後も利用したくない」が「利用したいを上回る」-電子書籍に関する利用実態調査

2013.02.15

「今後も利用したくない」が「利用したいを上回る」-電子書籍に関する利用実態調査 はコメントを受け付けていません。

電子書籍に関する利用実態調査

 2月15日、MMD研究所「電子書籍に関する利用実態調査」の調査結果(第2回)を発表した。この調査は、1月30日~2月1日の期間、20~40歳の男女、673人を対象に行われたもの。既に12日に第1回の公開が行われている

 まず、電子書籍の利用について、「読んだことがない」「試しに読んだ程度」と回答した人に、今後の利用意向を聞いたところ、利用してみたいと答えた人は35.7%となった。
 逆に利用したくないと答えた人は、36.1%となっており、若干否定派が上回ったが、その差は拮抗している。

 これを世代別に見ると、20代では「利用したい」人が31.3%、「利用したくない」人が41.7%と、否定派が上回る。
 一方で30代(40.8%:36.0%)、40代(34.9%:31.1%)では共に利用したい肯定派が上回っており、一般に若年層の方がデジタルに抵抗がないとされる傾向とは逆の結果となっている。

 続いて、電子書籍を読んだことがない理由を尋ねた設問では、1位が50.0%を集めた「電子書籍を読めるデバイスを持っていないから」となった。
 2位以降は、紙書籍が好きだから(33.6%)、読みづらそう(27.9%)、そもそも興味がない(20.9%)となり、この手の設問で出てくる回答とあまり変化のないものとなった。

 続いて、電子書籍を読むならどのデバイスが良いかを聞いた設問では、1位が53.0%を集めたタブレットとなった。
 続いて、スマートフォン(45.5%)、ノートパソコン(31.1%)、電子書籍リーダー(26.5%)となり、意外にパソコンが健闘しているのが面白い。

 最後に読んでみたいジャンルを聞くと、第1位は小説・文芸、続いて雑誌、コミック、ビジネス書、実用書の順番となった。
 既に利用している人では、コミック、小説・文芸、雑誌、ビジネス書、実用書の順番となっている。
 このあたりを見ると、非利用者には、意外と読書家が多いような気もする。

 既に利用している人と、利用していない人では、実際に見える光景が違うものだ。
 評判や想像で利用するメリットがないと考えるのと、実際に利用してそのデメリットを感じるのでは、やはり感じ方に差が出る。
 この違いが、質問への回答として違いが出ているようだ。

 今はまだ電子書籍というもの自体が目新しいところもあるが、今後普及が進み一般的になっていけば、利用者でも非利用者でも、その回答にあまり差異はなくなっていくだろう。
 そうなって初めて、電子書籍というものが一般化した、とも言えるのかもしれない。

関連情報はこちら

電子書籍を読んでいない人の電子書籍利用意向は35.7%(MMD研究所)

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